春休み 後編 

箱根湿生花園の朝  ー4月初旬ー

その昔、仙石原湖という湖があり約2.2万年前の神山の噴火により湖が二つに分断され、仙石原側が湿原化して現在の姿となり箱根湿生花園は、国の天然記念物指定のこの17haもの広大な湿原に隣接しており湿原に生息する植物を観察することができます。


「低層湿原区」

水芭蕉と言えば、「夏の思い出」の歌のイメージでしたが、
箱根の仙石原では、ちょうど見頃を迎えていました。






二万株の水芭蕉





見渡す限り、水芭蕉
低山では、4月上旬〜開花し、高山(尾瀬)では、5月頃〜初夏に咲き始めるそうです。





そして、富士山近辺や山麓・箱根近辺に自生している小型で可憐なマメザクラ。
樹高が大きくならないのでちょうど目の高さ程の所で花が観賞できます
桜の野生種の一種で、私の好きな桜です




湿地帯の一部は、「湿生植生復元実験区」という看板がたっていました。
箱根の湿原は自然状態では末期のため、その復元実験をしているそうです。





園内は低山から高山へ、初期の湿原から発達した湿原へと順に見て回れるようになっていました。




「神代杉」
巨大地震や地滑りなどによって杉が水中や土中に埋まり木の化石となった「神代杉」がこの箱根でも採掘されるようです。
杉の木が数千年もの間泥で染められ、香木としても好まれ珍重されるものです。
西日本では、京都・福井・屋久島などからも掘り出されており、工芸品などに加工されています。





カタクリが群生する「落葉広葉樹林区」




今後は、ニッコウキスゲなどが見頃を迎えて行くようです


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