山笑ふハイキング


幼い頃、祖母と近所へ散歩によく行きました
祖母とは、決まってしりとりをしながら歩くのですが
おもむろに祖母の五・七・五が隣ではじまるので、幼いながらもこの時はとばかりに真面目に口を瞑り聞いたのですが、もちろん意味などわかってはいません

しかし季語を噛み砕いて話してくれる時もあり
腑に落ちたいくつかは今でもその情景を目の前にすると頭に浮かぶ事があります

その一つ「山笑ふ」


春の山の草木が一斉に若芽を吹いて、明るい感じになるようす/草木が萌え始めた,のどかで明るい春の山の形容



そんな山に吸い込まれていく様に上っていくロープウェイにのって奥河内 金剛山へ



ロープウェイ駅の駅舎には、「昔 人の手がとどいた 自然 今は 少し 遠くになった 大切な 自然に出合うための 金剛山ロープウェイ」

というスローガンが掲げられています

なんだろう、その場で3回程読み返してしまいました



シャクナゲ


フキ




芽吹きを見ていると気持ちがなんだか高揚します
翠が目の前を覆うと目がぐっと開いてくるような錯覚がします
山道に立ち込める山の匂いを吸い込めば脳みその奥まで壮快です

だから、自然に憧れます



細い幹や太い幹
光を通す薄い葉や光を跳ね返す様な照葉
カサカサの枯葉の地面を割って頭を出す瑞々しい若葉
特徴が異なる物同士が隣り合う事でそれぞれの持ち味がより際立っているようで
とても美しかったです

そして、山では見知らぬ人同士でも自然と挨拶を交わし合うものですね
私達も、気づいたら「こんにちわ」

休日は、ちょっとした非日常が心地よいです